コスモス短歌会は昭和二十八年三月に宮柊二が創立しました。現在は、高野公彦を編集人とし、選者団、編集部、校正係、事務室の組織をもって、月間の短歌雑誌「コスモス」を発行しています。このコスモスの会員は全国各地に広がっていますので、どの地方にも支部や勉強会が置かれています。
 福岡支部はその一つで、福岡市で毎月一回の歌会を行い、年三回支部報「水城」を発行しています。

コスモス短歌会 福岡支部

更新情報:

2019.04.18
4月の歌会報告をトップページにアップしました。
2019.03.16
3月の歌会報告をアップしました。
2019.03.10
福岡支部ブログを更新しました。
2019.02.11
2019年講師出前歌会のお知らせ掲載
2019.02.03
短歌フェスタ福岡の募集をしています。
2019.02.03
デザインと内容を大幅に変更しました。
2019.01.31
ホームページが公開されました。

4月の歌会報告

414日(日)、いつものアクロス福岡セミナー室で開催。詠草を出していた6人が欠席のため13人の会となった。選者は藤野早苗、司会は大西晶子、最高得点歌は栗山由利。

Uターンしてきた冬の不意打ちに首をすくめる桜とわたし

冬を詠っているのに、節調が良く明るい歌になっている。真冬に戻ったような寒の戻りは、温かかった春にまさに不意打ちであり、その様子が分かった上に面白くできている。

その他数首を揚げる。

〇春の夜の雨はつれなし磨きたるばかりの窓をぴしぴしと打つ

凡河内躬恒の「春の夜の闇はあやなし梅の花色こそ見えね香やは隠るる」の本歌取りと思われる歌。本歌取りは、本歌をにおわせながらその世界を大きく膨らませることができるときには有効だが、難しくなかなか成功しない。この歌は、言葉から先に歌を作っている感じがするので、自分が感じたことをそのまま詠むべき。

〇エアフォースワン飛びゆけり二月尽半島に向く街に霾る

具体性がなく、読みのコードが分からない歌。90%の人に分かってもらう歌を作るか、それ以外を狙うかで詠み方が変わる。この歌は、大統領専用機と二月尽でハノイで行われた米朝会談のこと詠み、下句で博多に大陸からの黄砂が降ることを暗示している。この二つで米朝会談が失敗に終わった不安のようなものを詠もうとしている。作者にとっては、この事件を歌として記憶する意味も持っている。若い人たちの作風も意識した挑戦の歌。

〇蒸しタオル顔にあてゐるここち良さ中山さんと過ごす時間は

誰かわからないが中山(NAKAYAMA)さんという言葉の響きも良く、気持ちの良さも伝わるよくできた歌。ただ、テーマ性に乏しく読者に感動を与える深さという点で少し物足りない。

〇白菜も青梗菜も菜の花とたけて畑地に田打ち雨ふる

春の季語「田打ち」を使い季節感が出ている。俳句の季語を取り入れることもこれからの歌の詠み方の一つ。この歌の場合畑地に田打ちはおかしいのでそれを解消する必要がある。たとえば「・・・菜の花とたけたる今日を田打ち雨ふる」。

2019年講師出前歌会

講 師 大松達知(おおまつたつはる)氏
日 時 5月11日(土) 午後1時から5時まで
会 場 博多駅JR博多シティ9F小会議室4
    博多駅博多口 中央エレベーター9Fで降りて左手に進む
            092-292-9258
会 費 1500円(当日お支払いください)
懇親会 博多バスターミナル8F 旬魚旬菜 夢花
    歌会終了後まとまって移動
会費  6000円

旬魚旬菜 夢花会費 6000円(当日お支払いください)
申し込みは締め切りました。 




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