平成30年

平成30年12月10日 アクロス福岡

出席者 16名
最高得点歌は 藤野早苗
〇Leave me alone. 冬の窓辺に瞑りつつ尾は口よりも物を言ふ猫

平成30年11月11日 アクロス福岡

出席者19名 
最高得点歌 大西晶子
〇つたい歩き上手くなりたるをさなごのスマホみつけて寄り来る速さ
孫歌であるが甘くない。スマホという時代の先端を行くものにまだつたえ歩きを始めたばかりの小さな子供が、おそらくは目をらんらんと輝かせて近づく様子が目に見える。結句を速さで締めたのがうまい。(中村仁彦 例として)

平成30年9月9日 アクロス福岡

出席者 14名
最高得点歌は 大野英子
〇アイスノンは役を解かれてくつたりと両手のなかに重みをましぬ

平成30年7月8日 アクロス福岡

出席者 19名
最高得点歌は 尾羽根孝子
〇三歳が「ばあば」と描きしわが姿頬より線の手足が躍る

平成30年6月10日 アクロス福岡

出席者19名
最高得点歌は 池田毅
〇この部屋に<ブラックホール>あるのだと物失くしたる我の言ひ訳

平成30年5月20日 出前歌会 アクロス福岡

講師 桑原正紀氏
福岡支部、熊本支部、佐賀支部、北九州支部、柳川勉強会から38名が参加。
司会は大野英子、有川知津子。出席者一名が批評をし、桑原氏が批評と添削を行う。
〇たくさんの人間を乗せ飛行機がまつすぐ西の空に消えたり
このままでは少々単純すぎるが、飛行機を<一本の光の筒が>と比喩的に表せば、奥行きが出る。
〇花冷えの夜の底ひに飲む白湯の樹液の如く身裡をめぐる
見えないものを感じる歓声がよい。添削して、<花冷えの夜を白湯飲めばしんしんと桜木のぼる樹液おもほゆ>
最高得点歌は、西山博幸
〇命名は唐の詩人かも知れぬ陽に光りつつ<紅虫>走る
歌会のあと「桜の歌の系譜」としてミニ講演があった。

平成30年4月8日 アクロス福岡

出席者 16名
最高得点歌は 増田順子
〇水に浸しゆらぎはじめる糸わかめ春の鳴門の潮恋ふがに

平成30年3月11日 アクロス福岡

出席者 18名
最高得点歌は 有川知津子
〇<藤井五段>詠むいとま無く六段になつてしまへり藤井四段は

平成30年2月11日 アクロス福岡

出席者 16名
最高得点歌は 辻本浩
〇たっぷんと音立て湯船に沈むとき心のしわがゆっくりひらく

平成30年1月14日 アクロス福岡

出席者 14名
最高得点歌は 栗山由利
〇背のびして手をのばしても届かざるもの多くなり夢もちひさめ
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